ソーシャルメディアと民主主義

最近やたらとフェイスブックTwitterの話題を目にする。
これらはソーシャルメディアと総称され、
既存のメディア(TV)と違って個人の意見が大勢の人に発信できることから、
自分達の主張を沢山の人に知ってもらいたいという欲を満たす道具として
急速に発展してきたように思える。
かたやTVなどの既存メディアは、TV局にとって都合の良いニュースだけを流し、
皆にとって重要なニュースを流すタイミングで、芸能人のゴシップなどを
大々的に取り上げて、事の重要性を薄めてご認識を与えるような事になっている。
これでは、ソーシャルメディアは善で既存メディアは悪だとご認識するように
なっていく。

これは非常に危険な兆候だと思います。

ある一定期間メディアを通じて皆の共感を得る主張を繰り返していけば、
この主張は正義であり、この発信者は正しい事を常に発信してくれるものだと
皆が認識していいきます。
それに反発する意見があっても、それを多数の人が否定していくことにより、
いずれ否定していた人も肯定するようになっていきます。

これが大きな集団に成長していくと、影響力はかなりのものになっていきます。
なんせ正義の集団と皆が思っているからタチが悪いですね。

世界中で起こっている民主化運動(戦争)では、このソーシャルメディア
大いに役立っているそうです。

ソーシャルメディアによって悪に仕立て上げられたのが今までの統治者。

彼らは、石油利権によって得られた膨大な資金を使って自国民の生活を保護してきていた。医療費を無償にしたり、住宅を与えたりと。
統治者は良かれと思って自国民が労働せずとも生活できるように国を作り上げてきたのに、当の国民はそれを理解していないから、欧米諸国のスパイによってもたらされた、民主化というものが、自分達の生活より素晴らしいものと勘違いしてしまう。

その結果メディアに煽られデモを引き起こし、デモではスパイの自作自演による
殺害をメディアを通じて統治者の仕業だと勘違いさせられ暴動になっていく。
もともと労働しない人ばかりだから、暴動にも膨大な人が集まる。

統治者側は暴動に紛れ込んだ真の敵を倒そうとするが、
真の敵と自国民の差は見えにくく、自国民は統治者が自国民を攻撃していると
勘違いする。

この結果内戦となり、『軍隊 vs 国民』という構図が出来上がってしまう。

いよいよという絶好のタイミングで国際連合軍が介入してきて、
国際連合は国民の見方であり、統治者は悪だと世界にアピールする。

統治者がインターネット網を切断などしたものなら、
ますます真実を世界に見せない為にした!と世界中から批判を浴びせられる。
こうなれば、インターネットを通じたソーシャルメディアは善で、
統治者側の国営TVなどは悪になる。

国際連合は統治者を処刑し、この国を保護すると言う名目で領土化し、
石油利権や水資源などを奪っていく。

まぁ、これがソーシャルメディアの真の使い道なんでしょうね。


そういえば、日本も民主党によってTVでは虚実の報道がなされ、
Twitterフェイスブックなどで真実が語られているとして、
ソーシャルメディアが善(正義)なんだと皆が認識し始めています。

こうなれば、ソーシャルメディアを悪用しても、誰も気づかなくなるでしょうね。

民主党がどうのこうのじゃないですよ。

誰がインターネットをコントロールしているのか?
誰がTVをコントロールしているのか?
運営会社はどこの国なのか?

もはや、TVもインターネットも完全に信頼できるものでは無くなりました。
正しいものもありますが、識別が難しい状況です。

まぁ、でも大丈夫ですね。
もうすぐ別の手段のコミュニケーションができるようになります。
あと少しですね。

とりあえず、毎日空を見上げ、
大地と天の間に自分が居ることを認識してください。
どこに居てもイメージし、自然の一部なのだと思ってください。

私達人間は地球の民です。
不完全なものは淘汰されていきます。