【太占】大地との触れ合い

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示


生命は土より生まれ土に還らん。
己もさなる循環の中にあり。
さなれば、己の母でもある大地を愛でよ。感謝捧げるべけれ。
大地は母なり。神なり。宇宙なり。
土に触れさなる氣、波動を感じるもよし。
植物を育て、循環を自ら生み出すもよし。
母なる大地との触れ合いこそが、そなたの魂を生かすこととなりにけり。

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そういえば昨年までは自家菜園に精を出し、
トマトやキュウリ、ゴーヤ、ピーマン、オクラなどを育てていました。
台風でグリーンカーテンが壊滅したのがショックで、
今年は何も育てていませんでした。
植物に触れている時間が長い分、
収穫した野菜が愛おしくあり、誇らしくもあり、
とても充実していた気がします。
また、色々な昆虫が飛んできては花の蜜を吸う様に、
自然の偉大さを感じる事もありました。
都会に住んでいるため、極めて限られたスペースでしたが、
そこには自然の循環があったように感じます。
農業を営まれているご家庭では当たり前のことなのかもしれませんが、
多くの人が忘れてしまった感覚がそこにあるように思います。

先日も自動車で移動中、
道路脇に駐車場の端の小さな菜園が目に入ってきたので、
ぼんやり見ていると、
アスファルトとコンクリートに挟まれた、たった1m程の幅の畑なのに、
キュウリやトマトが鈴なりに実っていました。
その時思ったのが、
全ての家庭で限られたスペースを上手に使って家庭菜園を行えば、
都会であっても、豊かな農場になり、
ある程度の自給自足が成り立つのではないか、
そして、その先には物々交換による地域でのコミュニケーションが
活性化するのではないかというものでした。

各地域の行政が主体となっている野菜販売所が賑わっている
のも知ってはいますが、そこには、JAでは取扱ってもらえない、
あるいは、値段を叩かれて利益にならないといった理由で、
農家が出品している野菜が中心となっていますが、
これとて、お金を集める手段でしかありません。
結局は元締めが一番利益を得る仕組みであり、
生産者が一番得する仕組みでもなさそうです。(場所にもよるようですが)

理想を言えば、
皆が生産し、各々が持ち寄って食生活にはお金をかけない。
主としている生業と家庭菜園の両立で、
わざわざ郊外にまで出かけていき自然に触れるなども不要となり、
大型スーパーマーケットなどでの無駄遣いも減り、
昔ながらの商店街の復活もありうるかもしれません。
さらに、時間の浪費が減りますから、スマホや携帯、
自宅においてのインターネットやTV視聴などの時間も減りますから、
インフラを握る一部の企業だけが儲かるといった、
屈折した社会構造にも変化が訪れる気がします。

野菜を育てるには良い土、種、水が必要になりますから、
放射性物質が混入していないかなどのチェックも
自分達で行うようになるでしょうし、
食品偽装によって市場に出回っている野菜を食べることも
減ると思います。

確かに、野菜を育てるにはある程度の手間は必要ですが、
市場で販売するといった目的でない限り、
曲がったキュウリであったり、虫にかじられたキャベツであっても
何も問題はありません。