野菜作りの勧め

今夏は雨の日が多く、夏休み期間中も大雨による災害が続いたりと、
過去に類を見ない異常ともいえる天候でした。
その影響でスーパーや商店に並ぶ野菜が品不足となり、価格が暴騰しています。
8月初旬には3本100円程度だったキュウリが今では200円以上、
葉物に関しては、ほんの少しのホウレンソウが300円です。
また、店頭に並んでいる野菜の量も少なく、
野菜自体の鮮度も落ちているような気がします。
9月以降も天候不順で災害が発生したりすると、
ますます野菜や果物の価格が上がるだけでなく、
最悪の場合、入手すること自体が困難な状況になるかもしれません。

私の知り合いに、2008年から自宅のテラスや壁面を使って様々な野菜を作っている
方がいらっしゃるのですが、こんな悪天候が続く中、沢山の野菜を収穫されています。

ホームページでは、毎日の天候や気温をきっちりと記録されておられ、
昨年との比較も見る事ができるようになっており、
自給自足による生活の可能性を感じることができます。

http://home.p00.itscom.net/a2y/greenNo1.html


郊外に住んでいらっしゃる方々にとって、
自給自足の生活は、珍しい事ではないのかもしれませんが、
人口が密集し、居住する住居は狭く、限られた土地しか持てない、
都会に住む人にとって、自給自足は夢のような生活です。

そんな人でも、プランター栽培による野菜作りが上手にできれば、
自然災害時においても、ある程度の食料品の確保ができるかもしれません。

ただし、プランターでの野菜作りは地植えと違って、
毎日の水遣りや肥料散布など、こまめな手入れがどうしても必要なので、
朝早くに起きて手入れするなどして、生活習慣を変える必要があると思います。

まぁ、野菜を作ることで不規則だった生活態度が正しくなり、
新鮮な野菜を摂取できると考えれば、本来必要な事なのかもしれません。

今からなら、秋蒔き野菜に間に合いますので、
是非挑戦してみてください。

秋蒔き野菜としては、次の野菜があります。
コマツナ、ミズナ、ミツバ、サンチュ、チンゲンサイ、ホウレンソウ、エンダイブ、レタス、カブ、ダイコン、ニンニク、ビート、タマネギ、エンドウ、ソラマメ

一年中種蒔きできるものや、1ヶ月足らずで育つもの、育てやすいものなど
さまざまな特徴がありますので、最初は簡単なものから始めるのが良いかと思います。

また、最近注目されているのが、お米のとぎ汁を発酵させて作る乳酸菌を
土に混ぜることで、土の中の微生物が活性化し、野菜作りに適した土になると
いう話もあります。
昔なら田んぼの肥溜め(野壺)に糞尿を発酵させて堆肥にしていたものですが、
臭いなどの問題もあり、今では見ることも少なくなりました。
土作りは重要なポイントなので、色々と調べてみてください。

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